【その軽い気持ちが命取り】花角知事が大麻の成分に似た合成化合物「HHCH」の規制について言及
新潟県の花角英世知事は11月24日、新潟県庁で定例記者会見を行い、大麻の成分に似た合成化合物「HHCH(ヘキサヒドロカンナビヘキソール)」が指定薬物に追加され、2023年12月2日から所持や使用などが禁止されることについて言及した。
花角知事はHHCHの規制を受け、「大麻や覚せい剤などを含めての話になるが、若い世代には違法薬物の危険性を知ってもらいたいし、軽い気持ちで手を出すことのないように気をつけてもらいたいと思う」と所感を話した。
続けて、「こうしたものは次々に出てくる可能性があり、イタチごっこのようなところもあると思う。『少しくらいは大丈夫』や『自分はのめり込むことなんて絶対にない』とか、そういう軽い気持ちから(違法薬物に)手を出すケースが多いと聞いている」と語った。
最後に花角知事は「その軽い気持ちというものがまさに命取りになるという事を伝えたい」と述べた。