【キシャメシ】本気でお腹を満たしたい人におススメの店、新潟市中央区「大みや食堂」
とにかくお腹が空いて、どうにもならない状態だった。新潟市中央区の栗ノ木バイパス上を走行しながら、空腹に耐えていた。
そして、とある路地を入り進んでいると「大みや食堂」という看板を発見。
古風な外観が非常に好みの店舗だ。暖簾が非常に良い味を出している。入店すると、なんだか懐かしさを感じる内装で気持ちが落ち着いた。
いつものようにメニュー表に目を通す。今回はあるワードを見つけたら、迷わず決めようと思っていた。
そして、「カツ丼(税込800円)」の項目が視界に入り、迷わず注文した。
筆者は無類のカツ丼好きである。筆者(編集部・K)が書いた過去のキシャメシもカツ関連が多い。
注文後、間もなくして「カツ丼」が運ばれてきた。
配膳途中、違和感には気付いていた。思わず、小さな声で「おぉ」と歓声を上げてしまった。
ご飯が山脈を作り、頂上には卵とじカツ。空腹全開の筆者には最高の光景だった。
カツ丼、みそ汁、サラダ、漬物というシンプルな構成。
我慢できずに山頂のカツに箸を付け、ご飯と一緒に口に運ぶ。そのカツ丼は量だけではなく、味も最高だった。
肉は柔らかく、甘しょっぱいタレが最高。色々なカツを食べてきたが、一口目で美味しいと確信できるものは個人的に非常に珍しいことだ。
加えて、とにかくご飯が美味しい。とても美味しい。柔らかくて、しっとりと食べ易い。米が持つ美味しさをしっかりと引き出していると感じた。
正直、最初はほんの少しだけご飯を食べきれるかという不安はあったが、結果的には「まだまだ食べれる」と思うほどにあっという間に完食してしまった。
ただ人によっては食べきれない人もいると思うので、そういう時は店員さんに一言告げればご飯の量を調整できるようだ。
凄くお腹の減った筆者と大盛りかつ丼とのナイスマッチングだったと思う。
また、お腹が空いた時には必ず思い出しそうだ。再度来店しようと思う。
(編集部・K)
【大みや食堂】
住所 新潟県新潟市中央区本馬越2丁目4-14
【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。
【前回のキシャメシ】