【新生新潟駅ビル】商業施設「CoCoLo新潟」新テナントの一端がお目見え、期待高まる170店舗
JR東日本新潟シティクリエイト(新潟市中央区)は11月29日、JR新潟駅で2024年3月のグランドオープンを予定している商業施設「CoCoLo新潟」の開発進捗状況を公表。既存店と合わせて約170店舗となる出店数に加え、新しく出店される店舗の中から一部を選考発表した。新潟駅高架下に注目の求心力が生まれることで、新潟の街の人流に新たな変化がもたらされることも期待される。
新しい駅ビルは、大きく分けて「2F EAST SIDE」「2F WEST SIDE」「1F EAST SIDE」「1F WEST SIDE」の4エリアで構成される。
「2F EAST SIDE」の注目は首都圏を中心に高級志向の食品スーパーを展開する「成城石井」(神奈川県)が新潟初出店すること。またブルボン(柏崎市)、亀田製菓(新潟市江南区)、栗山米菓(新潟市北区)という新潟を代表する菓子メーカーがこぞって新業態となる路面店舗を進出させるのも注目。さらに、新潟のラーメン文化や居酒屋文化を横丁スタイルで盛り上げる「ニイガタ バル ★ 麺横丁」も、地元客のみならず県外利用客からの人気を集めそうだ。
「2F WEST SIDE」には「新潟らしさ」を手軽に触れることができ、食の豊かさを感じられる惣菜・飲食ゾーン「ニシデリストリート」が展開され、こちらもデイリーユーザーから観光客まで気軽にご利用できるのがありがたい。
「1F EAST SIDE」には地元新潟の食材を多く取り扱う青果・精肉・鮮魚、グロッサリーが集まった生鮮食料品売り場「CoCoLo Mart」がメインとなる。生鮮三品は新潟駅で親しまれていた「けんこう市場」の名前で復活。
「1F WEST SIDE」に展開されるのはレストランゾーン「エキナンキッチン」。中でも注目したいのは、牛タンの本場、仙台の名店「利久」の出店。こだわりの炭火焼が新潟駅で味わえる。またこのフロアにはファッション・コスメの店舗も集まり、新たな人の流れが作られそうだ。
発表された一部テナントは、いずれも集客力を備えた有力どころで、生まれ変わるJR新潟駅に強い求心力となる。電車の利用だけでなく、市民が「いつでも」足を向けたくなる注目スポットとして期待が高まる。
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