【願っていたし、信じていた】蔵春閣を含む4建造物が国登録有形文化財に、新潟県新発田市の二階堂市長が喜びの声<再掲載>

国登録有形文化財(建造物)として登録されることが確実となった「蔵春閣」

新潟県新発田市の二階堂馨市長は12月4日、定例会見を開き、東京都から新発田市に移築され今年オープンした実業家・大倉喜八郎が迎賓館として使用していた「蔵春閣(ぞうしゅんかく)」を含む、新発田市内に所在する4件の建造物が11月23日に開催された国の文化審議会を経て、国登録有形文化財(建造物)として登録されることが確実になったことを受け、所感など語った。

国登録有形文化財(建造物)として新規登録されるのが確実となったのは、新発田市諏訪町に所在する「蔵春閣」、新発田市上赤谷に所在する旧家・杉原家住宅の「主屋」と「土蔵」、新発田市田貝に所在する「二王子神社本殿・幣殿および拝殿」。

新発田市の二階堂馨市長

新規登録が確実となった蔵春閣について二階堂市長は、「大変有難いことだと思っている。正直に申し上げると、きっとお認め頂けると蔵春閣をオープンした時から願っていたし、信じていた。それが現実になったという事で大変嬉しく思う」と話した。

今後については、まだ詳細は決まっていないと前置きをしながら「正式な形で決定したら、その記念イベントをやりたいと私は思っている」と語った。

新規登録されることが確実となった4件の建造物は、年末ごろの官報公示をもって正式に登録される。

 

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