【NIIKEI文学賞発表】エッセイ、ライトノベル部門受賞作発表 大賞は小松崎有美さん、吉田棒一さん
合計279作の力作が集まった「第1️回NIIKEI文学賞」は今年5月末で作品の募集を締め切り、10月末に選考委員5人による最終選考会を行いました。今回は最後の発表となる、エッセイ部門、ライトノベル部門の受賞者を発表します。
エッセイ部門受賞作(順不同敬称略)
大賞
「しんでええよ」 小松崎有美
佳作
「山山」 吉田棒一
「リアル」 岩倉曰
「ガレリアン」杉島佐遠
「百科事典を捨てたが百科事典は有益だった」草野理恵子
ライトノベル部門受賞作(順不同敬称略)
大賞
「アッぽりけ」 吉田棒一
審査員特別賞(映像化の可能性あり)
「アッシュ」 緒真坂
佳作
「神さまと、夏を探して関川で」 東紀まゆか
「GL=0」 齊藤倫子
審査員特別賞について、特別審査員の能登剛史監督(Sight代表取締役、新潟総踊り実行委員会会長)からのコメント
『アッシュ』は緒真坂さんによるライトノベルで、日本風のファンタジー世界を舞台に、特殊能力を持つ主人公が猫捜しをするユニークなストーリーです。物語は、主人公が猫の視点で物事を捉え、猫の失踪を解決する過程を描いています。心情描写が深く、キャラクターの複雑な感情が魅力的です。
この作品は、その独創的な設定と感情豊かなキャラクターで、映像化の可能性を秘めています。視覚的に魅力的な映像作品となる可能性が高く、独特な世界観は読者に新鮮な印象を与えるでしょう。
※受賞作は明日から順次「にいがた経済新聞」上で掲載します。