【野菜裁断機の破片か】小学校給食の汁物に金属片が混入する事案が発生
新潟市教育委員会は12月4日、市立西内野小学校(新潟市西区)において、給食に異物が混入する事案が発生したと発表した。
異物混入事案が発生したのは、12月1日12時55分ころ。児童1人が汁物(豆腐の中華風煮)を食した際、混入していた金属片(長さ約1.5㎝)の先端部分が右前歯の裏側歯茎にひっかかる状態となった。なお、職員が報告を受けた時点では既に他の児童は喫食を終了しており、他に異物がないことを確認した。
また、異物を口に含んだ児童は直後に保健室で手当てを受けた。学校から医療機関の受診を勧め、後日、医療機関を受診したが異常は認められなかった。また、ほかの生徒などについての健康被害の報告はないという。
異物混入の原因は、調理で使用した野菜裁断機の蓋の損傷に気づかず、当該部分の破片が混入したものと思われる。
再発防止策として、調理器具の使用前および使用後において、刃以外の部分も含め損傷や劣化の有無の確認を今後は徹底していくという。