【本決算】キタック(新潟市中央区)が2023年10月期決算(連結)を発表、大幅増益

株式会社キタック(新潟市中央区)

株式会社キタック(新潟市中央区)はこのほど、2023年10月期決算(連結)を発表した。

売上高27億8,100万円(前年同期比2.9%増)、営業利益1億2,400万円(同61.4%増)、経常利益1億8,500万円(同34.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は1億7,300万円(同91.4%増)となった。(100万円未満切捨て)

キタックを取り巻く市場環境としては、近年は気候変動の影響もあり台風や線状降水帯発生による豪雨等による自然災害が頻発化・激甚化しており、そうした災害からの復旧工事や災害防止のための需要、災害発生の予兆把握のための需要が今後も継続することが予想される。

また、国土強靭化計画の進展や高度成長期に建設された各種社会インフラの老朽化が大きな社会問題になる中で、「地質調査業」および「建設コンサルタント業」においては、国土強靭化のための5カ年加速化対策後もこれらを継続的・安定的に推進する「改正国土強靭化基本法」が2023年6月14日に成立するなど、国内公共事業を取り巻く環境は引続きおおむね堅著に推移するものと予想される。

キタックグループとしては、「地質調査業」及び「建設コンサルタント業」で長年培った技術力を活かした提案力をもって、国土強靭化推進業務をはじめとする防災・減災対策のほか公共インフラの老朽化対策などの業務について、調査から設計までの一貫した総合力と環境分野も含む豊富な業務経験により、受注の確保に努めた。

当連結会計年度の受注高は、防災・減災および社会資本整備事業などの需要増加を見込み受注計画を立て、その計画達成に向けて受注機会を増やす、顧客を拡大するなどして事業推進を図った結果、増収増益となった。

 

【関連リンク】

キタックIR情報

こんな記事も

 

── にいがた経済新聞アプリ 配信中 ──

にいがた経済新聞は、気になった記事を登録できるお気に入り機能や、速報などの重要な記事を見逃さないプッシュ通知機能がついた専用アプリでもご覧いただけます。 読者の皆様により快適にご利用いただけるよう、今後も随時改善を行っていく予定です。

↓アプリのダウンロードは下のリンクから!↓