【安全安心のハーモニー】万代太鼓とハンドベルで奏でる年末防犯の呼びかけ、黒糖まんじゅうの配布も

新潟中央警察署と新潟中央防犯協会連合会などは12月9日、古町ルフル前広場において、「年末における県民生活の安全安心確保活動の広報~みんなで奏でる安全安心のハーモニー・万代太鼓とハンドベル・クリスマスの響き~」を開催した。

イベント会場の様子

このイベントは、12月10日から同月30日まで新潟県警察が実施する「年末における県民生活の安全安心確保活動」の強化の一環として開催されたもので、沼垂小学校万代太鼓「鼓助」および新潟清心女子中学・高等学校ハンドベル部が参加した。また、イベント内では社会貢献活動の一環として、新潟の老舗菓子舗である丸屋本店からイベント参加者に同店名物の「黒糖まんじゅう」200個が配布された。

イベントの司会は、防犯サンタこと新潟中央署の加藤雅規巡査が務めた。加藤巡査は雑踏警備や防犯交通イベントの広報(DJポリス)としても大活躍中の若手警察官だ。

防犯サンタこと新潟中央署の加藤雅規巡査

最初は沼垂小学校万代太鼓「鼓助」が観衆の前に立ち、和太鼓の郷土芸能・万代太鼓が披露された。「鼓助」は特殊詐欺被害防止を呼びかけるとともに、会場の地面を揺らすような万代太鼓の音を轟かせ、観衆を魅了していた。

 

沼垂小学校万代太鼓「鼓助」

続いて観衆の前に立ったのは、新潟清心女子中学・高等学校ハンドベル部。クリスマスシーズンという事もあり、クリスマスソングや人気アニメのメロディーなど計6曲を奏でた。一足早いクリスマスの雰囲気が会場を包み込み、ハンドベル部の演奏終了後には、会場から大きな拍手が贈られた。

新潟清心女子中学・高等学校ハンドベル部

ハンドベル部が奏でる透き通るような美しい音色は会場を魅了した

また、イベント内では新潟中央署の左京秀明署長からイベントに参加した沼垂小学校万代太鼓「鼓助」および新潟清心女子中学・高等学校ハンドベル部、そして社会貢献活動の一つとして「黒糖まんじゅう」を配布した丸屋本店に感謝状が贈呈された。

新潟中央署の左京秀明署長から感謝状を受け取る株式会社丸屋本店の本間彊代表取締役会長

左から 中央署の左京署長と加藤巡査 丸屋本店前にて

防犯サンタを務めた新潟中央署の加藤巡査は、「近年、特殊詐欺が増加傾向にあります。高齢者のみではなく、各年代ごとに異なる(手口の)特殊詐欺が増えている。そういった点で、しっかりと若者も特殊詐欺に引っかかるケースがあるという事を認知していただきたくて、イベントを開催させて頂きました。年末にもう一度しっかりと気を引き締めて頂いて、特殊詐欺を未然に防止してほしい」と注意喚起した。

新潟中央署の左京署長は今回のイベントについて、「天気も良く多くの人が集まってくれたので、防犯を意識するには良いイベントだった。こうして警察だけではなくて、地域の人や企業など地域ぐるみで今後も活動を行っていきたいと思う。こうして地域の人とともに防犯広報活動を行えば、多くの人が来てくれるし、より良い防犯広報活動ができると思っている」と語った。

記念撮影

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