【キシャメシ】記者、ついに今新潟市で一番人気の味噌ラーメン「まごころ亭」の暖簾をくぐる!

新潟市中央区紫竹山の超人気店「吟醸味噌らーめん まごころ亭」

 

メシを喰う暇もない一日だ。記者の仕事をしていればよくある話なのだが、今日はそうもいっていられない。なにせキシャメシの当番なのだ。

既に15時半を回っている。営業中なのは全国チェーン店ばかり。まあ、それもキシャメシといえばそうなのだが、「このコーナーだけは新潟の店を」という矜持を以てやっている手前、なんとか探したい。

まともな昼時であれば行列必至

ここは逆転の発想だ。この時間だからこそ「普段はいけないような行列のできる店」に行くとするか。そこで思いついたのが新潟市紫竹山の「吟醸味噌らーめん まごころ亭」である。市内に3店舗あるが、どの店舗も今や新潟で有数の行列店。普段のキシャメシならとても無理。でも、この時間なら・・・

たどりついたのは、新潟市中央区紫竹山の本店。「バナナマンのせっかくグルメ」で紹介されていた店だ。あの日村が絶賛していた味噌ラーメンがある。

お客様の切れ間を縫って店内をパシャ

店内に歩を進める。この時間でもけっこうな人の入りなのに驚かされる。着座してメニューを広げ、看板メニュー「特製吟醸味噌らーめん」をチョイス。初来店だし、まずはここで間違いないだろう。

記者が座ったカウンター席の向こうはアクリル板を隔ててオープンキッチン。野菜を炒めているのか、ときおり鍋からものすごい炎が上がる。こりゃ期待できそうだ。なにせ「味噌の美味しさをこの一杯で表現する」とメニューにある通り、味噌の旨味にとことんこだわったラーメンだと聞く。

「特製吟醸味噌らーめん」(税別980円)、オラわくわくすっぞ

ややあって着丼。あ、こりゃすごいわ。ビジュアルがもう遊園地だ。一杯の丼の中に、いくつものアトラクションが用意されている。炒め野菜ゾーン、フライドオニオンゾーン、コマ切れチャーシューゾーン、極厚チャーシューゾーン、もりもりネギゾーン・・・このアトラクションをひとつひとつ制覇していく充足感たるや・・・。

具が多い!デカい!

まずはスープを一口。おおぅ、深く濃い。どちらかといえば醤油ラーメン派の記者が唸る「味噌、うめぇえ・・・」。しっかり重量感がありつつ、キレがある。雑味なく旨味だけが攻め寄せる。旨味が幾重にも折り重なる。次は中太よりちょっと太い麺とともにすする。こいつはたまらん。フライドオニオンゾーンは食感も楽しい。ネギゾーンは味噌の風位にぴったし、しゃきしゃきの炒め野菜も美味い。そして極厚チャーシュー、何も言うまい。

はい、リフトショット!

極厚チャーシューが、やらかぁい

途中で別添の「万菜」(辛子高菜の類か)に手を伸ばし味変。キレが増して新しい旨味が生まれる。世界が変わって、ここからフィニッシュまで一気。さすがに評判通りの美味さだった。

辛みが欲しい人は「万菜」を

ラーメンも最高なのだが、特筆すべきはスタッフのホスピタリティの素晴らしさ。実に親切で気持ちの良い接客。「まごころ」を名乗るだけのことはある。

(編集部I)

 

【吟醸味噌らーめん まごころ亭 本店】

新潟市中央区紫竹山6-3-7

営業時間  11時~24時半(L.O24時) 土日祝 10時半~24時半

定休日 なし(年間数日、社内行事のため休みあり)

<グーグルマップより>

 

【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。

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