【キシャメシ】平日1時間待ちの上越No.1ラーメン店
師走に入り、年の瀬が近づいている。キシャメシが始まってから、いつか行かねばと思っていたのが「麺屋あごすけ」だ。先日、やっと知人と2人で食べてきた。
週末の平日11時すぎに行くと、すでに20人ほど待っていた。開店は11時半。オープンして20年が過ぎても平日にこれだけ行列する店はなかなかないだろう。新潟市の業界関係者や、新潟市出身で上越市在住のラーメン好きに聞いても「すごい」と同じように口を揃える。
廊下で並んで座っている時に、特製しおとんこつ(1,300円税込み)を注文した。あごすけの月岡社長は塩味にこだわっていると以前の取材で聞いたことがあった。しおとんこつはあごすけの看板メニューである。
約1時間待ち、ようやくカウンターに着席。しばし待つとラーメンが来た。あご(トビウオ、店名もここからの由来)だしの豚骨スープがクリーミーで、豚の肉厚チャーシューがとろける。自家製麺も食べ応え十分。食べるのに夢中で写真を撮り忘れたが、ゆで餃子も「うまい」と知人が唸っていた。
「あごすけ」はオープンキッチンで客から調理場が見えるようになっている。しおとんこつを食べた知人は「丁寧に作っている。体にも良さそうだ」と言っていたが、まさしく月岡社長は「ラーメンを食べて健康になってほしい」と医食同源をモットーにしている人だ。
以前、キシャメシで「あごすけと龍馬軒は上越のツートップ」と書いたが、駐車場にはいつも県外ナンバーの車がある。まさに「あごすけ」は全国から客を呼べる上越(いや、新潟県)ナンバーワンのラーメン店であるといえよう。
(編集部・U)
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【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。