【Q2決算】サトウ食品株式会社(新潟市東区)が増収増益、主力製品が堅調に推移し前年を上回る結果に

サトウ食品本社(新潟市東区)

サトウ食品株式会社(新潟市東区)は12月13日、2024年4月期 第2四半期決算(連結)を発表した。

売上高165億7,400万円(対前年同期比4.2%増)、営業利益9億8,600万円(同41.3%増)、経常利益11億6,600万円(同28.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益8億3,400万円(同28.4%増)となった。

売上高は、主力製品である包装米飯が堅調に推移し、165億7,400万円(前年同期比4.2%増)となった。

利益面については、各種調達価格などの高騰を要因として製造原価の増加があったものの、生産性の向上とコスト削減による収益性の改善や商品価格の改定を実施し適正利益の確保に努めたことなどから、営業利益は9億8,600万円(前年同期比41.3%増)、経常利益は11億6,600万円(同28.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は8億3,400万円(同28.4%増)と、いずれも前年を上回る結果となった。

主力の1つである包装米飯製品は、近年の働き方や暮らし方の価値観の多様化による生活スタイルの変化に伴い、「タイムパフォーマンス志向」のニーズが高まったことで、家庭内での需要が拡大し、ストックおよびレンジ調理が可能なパックごはんの販売は堅調に推移している。また、世界的な穀物の価格高騰を受け、価格が比較的安定しているコメの存在感が高まり、米食に回帰する動きが活発化しているという。

また、サトウ食品は、約45億円を投じて同社のパックごはん専用工場である聖籠ファクトリー(新潟県聖籠町)に新たな生産ラインを増設し、2024年の稼働時には年間4億食の生産能力を確保することで、将来的な需要拡大に対応していくという。

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