【独自】新潟県胎内市の井畑市長がコメント、村上市および胎内市沖における洋上風力発電の事業者選定を受け
新潟県胎内市の井畑明彦市長は12月14日、にいがた経済新聞社の取材に応じ、国が村上市および胎内市沖における洋上風力発電の事業者に、村上胎内洋上風力コンソーシアムを選定したことについてコメントした。
——選定についてどのように受けとめていますか
市長就任の時からこのプランを聞き、再生可能エネルギーのなかでの洋上風力発電は、極めて有益なプロジェクトになっていくだろうと期待をしていた。さまざまな合意形成、要望、調整などに微力ながらも務めてきた。
促進区域の指定となり、事業者の公募が始まって、しかるべき事業者が応募してくれて今回の決定がなされたということは、まさに現実に事業がスタートしていくということになる。
市民の皆さまとともに大変喜ばしく思っている。
——今後どのような期待を持ちますか
再生可能エネルギーを通じて小さな地域ながら大きな貢献がなされていく。このことが市民の誇り「シビックプライド」の醸成にも大きく繋がっていくものと期待を寄せている。
さらには、関連する産業の振興や一定の雇用確保など、地域経済に対してもさまざまなメリットをもたらしてくれると思っている。
——事業を進める上での懸念は
懸念されることがあれば一つひとつクリアして、市民の方々に不安を与えることが無いよう、事業者と調整したり、なんらかの改善すべき点があれば改善いただいたりという流れになると思う。
(聞き手 中林憲司)
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