【地域の魅力を世界や未来へ】新潟県の地域密着型NFTマーケットプレイスNiiFT(ニイフト)がオープン

株式会社NIZA(新潟県長岡市、代表取締役CEO佐藤傑氏)は、Reterras合同会社(新潟県粟島浦村、代表社員本保輝紀氏)、株式会社Quokkar(新潟市中央区、代表取締役社長当摩信之介)はこのほど、新潟県の地域密着型NFTマーケットプレイス「NiiFT(ニイフト)」を共同で開設した。

「NiiFT」https://market.niift.jp/

NiiFTは、新潟県の自然景観や文化、地域特産品をNFTコンテンツとして世界に、そして未来に届けることを目的としている。このマーケットプレイスでは、新潟米や海鮮、温泉、新潟清酒など、新潟ならではの特色あるアイテムがNFTとして展開される。

 

また、NiiFTは「ふるさと納税NFT」を導入。これにより、寄付者は特別なデジタルアセットやアートワークをNFTとして受け取ることが可能になる。この仕組みは、地域社会へのサポートをデジタルアセットと結びつけ、新しい寄付体験を提供する。

NiiFTはさらに、「にいがた2KM特集」として、新潟市の都心エリアの魅力を国内外に発信する。新潟市は現在、新潟駅のリニューアルや再開発など、都市構造の大規模な変化を迎えており、このエリアは「にいがた2km」としてブランディングされている。

この取り組みの背景には、地域のイノベーション推進とDX(デジタルトランスフォーメーション)の推進がある。株式会社NIZAは、2020年12月に設立され、地方の課題解決を目指すAI、WEBクラウド、スマホアプリ、IoTなどの技術を活用した課題解決を行っている。また、Reterras合同会社は2022年6月設立で、地場産業の活性化やふるさと納税コンサルティングなどを行っており、株式会社Quokkarは2022年1月設立で、「Web3事業」を推進している。

これらの企業は、新潟県の地域活性化と、地域資源のデジタル化を通じた新しい価値創出に注力しており、NiiFTはその一環として開設された。NiiFTの詳細については、公式ウェブサイトで確認できる。

NIZAの佐藤代表は、「NFTのマーケットプレイスを新潟という枠組みで作ったのは、たぶん全国初。地域密着のNFTで、コミュニケーションを含めたプラットフォームなるといいと思う」と話し、NiiFTの盛り上がりに期待を寄せた。

「NiiFT」https://market.niift.jp/

株式会社NIZA(新潟県長岡市)の代表取締役CEO佐藤傑氏

Reterras合同会社(新潟県粟島浦村)の代表社員本保輝紀氏

株式会社Quokkar(新潟市中央区)の代表取締役社長当摩信之介氏

(聞き手 中林憲司)

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