【GPS技術で高い実績を誇る老舗IT企業】テクノクラフト（新潟市西蒲区）に地方創生新潟2号ファンドの投資決定
新潟ベンチャーキャピタル株式会社（新潟市中央区）
新潟ベンチャーキャピタル株式会社（新潟市中央区）は12月15日、株式譲渡により、株式会社テクノクラフト（新潟市西蒲区）の株式を運営している地方創生新潟2号ファンド（発行済株式数の2％相当）にて取得した。
地方創生新潟2号ファンド（正式名称「地方創生新潟2号投資事業有限責任組合」）は、新潟ベンチャーキャピタルの運用ファンド。投資対象は、県内に本社や拠点を設けている企業、県出身者が経営陣にいる県外企業、県産業との連携が可能であり県経済に資する県外企業を対象としている。
テクノクラフトは1995年3月に設立された新潟創業の老舗IT企業。主力のゴルフカートナビ事業では、GPS技術を利用したゴルフカートの運行管理システム（カートナビ）を主軸に国内市場で大きなシェアを占めている。
また、カートナビ開発で培ったGPSをはじめとする技術は、幼稚園・保育園・こども園向けの安心安全管理総合システム「コミュなび」にも活用されて、全国の幼児教育の現場で高い評価を受けている。
テクノクラフトは、これまでに培った技術・知見をもとに健康見守り分野における新規事業にも取り組んでおり、今後のさらなる成長が見込まれている。
新潟ベンチャーキャピタルの永瀬俊彦代表取締役社長はテクノクラフトについて、「テクノロジーの会社なので今後、多様な発展があると考えている。新潟県を牽引するようなIT企業に成長してほしい」と期待感を語った。
【関連記事】
【15億円の新ファンド】新潟ベンチャーキャピタルが「地方創生新潟2号ファンド」設立を発表、新潟のスタートアップを後押し
【関連リンク】
