【上越市初】ゆきぐに新電力（新潟県南魚沼市）が新潟県上越市の「スカイトピア遊ランド」でCO₂フリー電気購入契約証明書の交付式を実施
ゆきぐに新電力の中嶋知一代表取締役（左）、みなもとの郷の内藤潔代表取締役社長（中央）
ゆきぐに新電力株式会社（新潟県南魚沼市）は12月22日、新潟県上越市吉川区の宿泊温浴施設「スカイトピア遊ランド」で、CO₂フリー電気購入契約証明書の交付式を実施した。
「スカイトピア遊ランド」は、上越市の施設では初めてCO2フリーの電気を導入。上越市はゼロカーボンシティを目指すと表明しており、民間による先駆けとなる取り組みとして注目される。
ゆきぐに新電力は、このほど非化石証書を代理購入することができるようになった。非化石証書とは、産地や発電方法がトラッキング（追跡）されていて、再生可能エネルギー由来の電気を実質的に使っているという証明になるというもの。ゆきぐに新電力が顧客の必要量を代理購入することで、CO₂排出量を実質ゼロとみなすことができるため、自然に優しい再生可能エネルギー由来の電気を使用していることを対外的にPRすることも可能になる。
ゆきぐに新電力の中嶋知一代表取締役は、「施設の指定管理者であるみなもとの郷様は上越市の施設として初めてCO2フリーの電気を導入され、ゼロカーボンシティを目指す上越市にとっても先進的な取り組みになったと思います。弊社のサービスを通して、そのような取組に貢献できたことを嬉しく思います」と挨拶。
また、「ゆきぐに新電力がお客さんの必要量を代理購入することで、お客様が『実質的にCO₂フリーの電気を使っています』と表明することができるので、脱炭素社会の実現に向けた後押しになります。SDGsやカーボンニュートラルなど多くの国が目標を設定して努力しており、この取り組みが上越市から広がっていくことを期待しています」と述べた。
一方、「スカイトピア遊ランド」の指定管理者である「みなもとの郷」の内藤潔代表取締役社長は、「この度は上越市で初めての導入ということで、非常にうれしく思っています。（ゆきぐに新電力には）電気料金削減の面でもアドバイスを頂いており、施設を運営する上で非常に助かっています。今回のご提案を頂き、CO₂フリーの電気を全量導入しても先月は6.7％ほど既存の電力会社よりも安くなっていて満足しています。今回をきっかけに、このような環境にやさしい電気が世の中に広まっていくのは良いことだと思います」と話した。
購入証明書
