【自然の脅威に我々はさらされている】新潟県の花角知事が今年最後の定例会見、2023年を振り返る

  • 11か月前
  • 政治

新潟県の花角英世知事

新潟県の花角英世知事は12月27日、新潟県庁で2023年最後の定例会見を開き、新潟県の一年間の振り返りや所感を語った。

会見内で花角知事は2023年を振り返り、「前の年から続いてはいたが、年明けには鳥インフルエンザへの対応、夏には猛暑があった。高温少雨という天候の中で特に農業への被害があった。秋には、クマによる被害が多発した。自然との関りについていえば、人間が及ばない部分がまだまだあると思い知らされた」と語った。

続けて、「新型コロナウイルスもある意味では人間がコントロールできなかったものでもある。それも含めて、自然の脅威に我々はさらされているという事を考えさせられた1年だった」と話した。

1年前、2023年を象徴する漢字について「跳」という文字を挙げた花角知事は今年を振り返り、「3年近く感染症の影響を受けてきた中で、今年は特に人の動きは活発になり、経済は緩やかではあるが回復してきていると思っている。そういう意味では『跳ねる』というところまではいったかはわからないが、元気は出てきた一年だったと思う」と語った。

そして、2024年については、「来年に関しては、明るい話題が多いと思う。佐渡金山の世界遺産登録も着実に進んでいると思うし、トキエアも1月に就航と発表された。県が直接ではないが、オイシックス新潟アルビレックスのファームリーグへの参戦も決まり、活躍が期待できる。明るい展望が持てる1年になれば良いと思っている」と話した。

そして、昨年に引き続き、花角知事は2024年を象徴する漢字については「まだ年が明けておらず、気が早いとは思うが」と前置きし、「来年は辰年なので、昇竜の如くということで『昇』というイメージでいきたい」と来年への展望を語った。

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