【地震速報】新潟県が災害対策本部会議を開催、市町村の被害情報を報告
新潟県は1月1日18時、同日16時10分に石川県能登地方で発生した震度7の地震(県内最大震度6弱)にかかる災害対策本部会議を開催し、県内の被害情報を共有するとともに、今後の対応方針などを確認した。
県が把握している被害情報は以下のとおり。(16時45分現在の情報)
なお16時45分現在、海上保安庁および警察からの被害情報は入っていない。
また、新潟県警本部によると、17時50分現在、200件を超えるほどの110番通報が入っているという。
県内自治体の被害状況
【新潟市】西区で地割れと液状化現象を確認。
【三条市】島田地区で停電を確認。三条市の清掃センターの周辺道路が陥没しているという情報あり。
【柏崎市】1000戸の停電が確認されており、国道8号線のヤマダ電機前付近で上下線が通行止め。
【燕市】水道供給の一部が停止している模様。
【糸魚川市】1人が後頭部に怪我。また、ブロック塀が複数倒壊。
【上越市】上越市茶屋ヶ原地内の国道8号線で土砂崩れが起きているという情報あり。人的被害状況も含め確認を進めている状況。
【妙高市】妙高市猿橋地内の国道292号線で落石による通行止め。
【阿賀野市】ブロック塀の倒壊を複数確認。
【佐渡市】主要地方道佐渡一周線の松ヶ崎地区から岩首地区の間で土砂崩れによる通行止め。
【刈羽村】一部の地域で水道が出にくい状況が発生。
【五泉市】タンスが転倒したことにより1人が怪我。
【村上市】屋外で転倒し1人が怪我。
避難状況
現在複数市町村で避難所が開設されている。新潟県庁でも避難者を受け入れており、2階食堂で150人、講堂で75人が避難している状況。さらに避難者が増えているため、別室を開放して受け入れる準備を進めているという。
第1回災害対策本部会議