【速報】地震発生から4時間、2回目の災害対策本部会議開催し被害状況を確認(新潟県)
新潟県は1月1日20時、2回目の災害対策本部会議を開催し、能登半島沖地震による県内の被害状況の確認をした。
新潟県が市町村から受けた被害状況の報告によると、人的被害が確認されたのは、糸魚川市と佐渡市で軽症者がそれぞれ1人。住宅被害は、一部損壊が三条市で4棟、妙高市と津南町でそれぞれ1棟が確認された。
なお、現時点で孤立している集落の発生情報は入っていない。
一方、消防本部が把握した被害状況は以下の通り。
【新潟市】被害状況確認中。
【阿賀野市】ブロック塀が倒れたとの報告あり。
【五泉市】20代男性が、タンスが倒れて頭に軽傷を負った、民家の給油タンクからの油漏れが8件、ブロック塀が倒れたとの報告あり。いずれも状況を確認中。
【加茂市】ブロック塀が倒れたとの報告が3件あり。
【三条市】物的被害15件(灯油の流出、ブロック塀の倒れ、自動火災報知機の発報)
【柏崎、刈羽村、出雲崎町】17時20分、防火水槽が陥没したとの情報。災害対策本部立ち上げ。
【上越市、妙高市】国道8号土砂崩れで通行止め。
【糸魚川市】89歳の女性が避難中に転倒し負傷。80歳の男性が避難中に用水路側溝に足を踏み外して負傷。
【佐渡市】避難所の高齢者1人が体調不良。県道45号線で通行止め。
なお今後の災害対策本部会議は、2日以降の被害状況を確認のうえ開催を判断するとしている。