【速報】地震発生から一夜明けた新潟市内、新潟市が第3回災害対策本部会議を開催
新潟市は1月2日9時ころ、第3回災害対策本部会議を開催し、新潟市内の被害状況などを確認した。
地震発生後から発令されていた津波警報は、1月2日1時15分に津波注意報に格下げとなった。また、土砂災害情報は報告されていない。
新潟市内の主な被害状況は以下の通り。(1月2日8時時点の情報)
【人的被害】軽症者が中央区で1人、江南区で2人発生。
【建物被害】全壊が西蒲区で1件発生。(車庫の倒壊)
【ライフライン】西区の一部(約30戸)で停電の被害。中央区、西区、江南区の一部で減断水、濁水が発生。
【公共交通機関】高速道路は通行可能、鉄道では全線運転を見合わせ、バスは一部を除き通常運行。
【道路状況】中央区、西区、西蒲区などで道路陥没、液状化が発生。
【避難状況】新潟市内全体で34か所の避難所が開設されており、合計353人が避難。
災害対策本部長の中原八一新潟市長は、「震源地付近では余震が続いており、新潟市内では約350人の市民が引き続き避難している。夜が明けて明るくなったことから、さらなる被害状況が明らかになると思うので、引き続き迅速な被害の把握と復旧作業、避難所の対応に全力であたってほしい」と指示をした。