液状化現象の影響で道路標識が傾く
1月1日16時10分頃に石川県能登地方で発生した地震の影響で新潟市内の各地では、建造物の倒壊や地盤の液状化現象の影響で道路や地盤に被害が続出している。
地震発生から一夜明け、新潟市西区役所では臨時の給水所が設置された。また、同区役所付近では多くの車が行き交う中、コンクリートの地面が、いたるところで陥没・隆起するなど交通環境が悪化している。
新潟市西区役所では、臨時の給水所が設置された。
地面にひびが入り、いたる所で道路が隆起したり陥没している(新潟市西区、1月2日14時ころ撮影)
住宅のブロック塀が地震の影響で道路側に傾く場所があるなど、危険な状況が散見した。
また、新潟市西蒲区では、神社の境内にある建造物が地震の影響で倒壊するなどの被害が出ている。
新潟市西蒲区にある神社境内の様子。建造物が地震の影響で倒壊するなどの被害が発生
こうした中、最大震度5強を観測した新潟市の各地では、現在も懸命な復旧作業が続いている。
新潟市南区では、一般住宅の敷地内にある灯篭が倒れるなどの被害が発生