【令和6年能登半島地震】新潟県内の人的被害は26人、住宅被害は420棟に 国道8号茶屋ヶ原の土砂撤去完了日時は未定

1月3日15時から開かれた第5回災害対策本部会議の様子

新潟県は1月3日、令和6年能登半島地震による県内の被害状況を発表した。情報は、同日13時30分時点のもの。

県内の人的被害は、前回発表から新たに新潟市での軽傷者が5人確認され、計26人(重傷者1人、軽傷者25人)となった。

一方で住宅被害は、新潟市や長岡市、燕市、糸魚川市、五泉市、上越市で新たに被害を確認し、計420棟(全壊1棟、半壊10棟、一部破損409棟)に増加。特に新潟市は前回発表(いずれも一部損壊のみの数字)の13棟から101棟に、糸魚川市は前回5棟から194棟と多くの被害が確認された。なお、新潟市内の内訳では、西区が78棟と多数を占める。

1月3日開催の第5回災害対策本部会議後、記者向けに行われた説明会によると、「調査完了の報告は上がっておらず、被害報告については今後も増える可能性がある」という。

また土砂により通行止めになっている国道8号の上越市茶屋ヶ原地先については、同日8時から、崩落の危険性のない箇所から土砂の撤去に着手。一方で、撤去開始間もないことなどから、撤去完了の日時については「現時点では見通しは立っていない」。

 

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