【費用は20万円だ】新潟市西区で震災被害に便乗する悪質商法が発生、警察が注意喚起

新潟西警察署

新潟西警察署は、令和6年能登半島地震により被災した人を対象とした、汚泥処理などを名目とした悪質商法に注意するよう呼びかけている。

1月4日、新潟市西区内で一人暮らしをする高齢女性の自宅おいて、県外ナンバーの車両を使用した30歳から40歳くらいの男女2人組が「液状化現象による汚泥の処理をする。費用は4万円~5万円程度」などといって、訪問してきた。

そして、汚泥処理をした後に「費用は20万円だ。領収書は出せない」などといって、一方的に高額費用を請求されたという相談が新潟西署にあった。

新潟西署管内では、2023年に屋根の修理を名目とした悪質な屋根点検商法を捜査しているが、過去の震災時の例からも、今回の地震被害に便乗して、相談がなされた汚泥処理や家屋などの点検修理名目などの悪質商法が横行する可能性がある。

新潟西署は、「もし見知らぬ業者などが来訪してきた場合は、安易に契約することなく十分に注意して対応し、不安な時は警察に通報してほしい」と注意喚起を呼びかけている。

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