【Lアラート配信されず】地震発生時に職員が入力を失念、5日に新潟市から説明
1月1日に発生した令和6能登半島地震において、発生時に新潟市でLアラート(災害情報共有システム)が配信されなかったことについて、1月5日に市から説明があった。
新潟市では、津波警報による避難指示を発令する場合、にいがた防災メール、防災行政無線のほかにLアラートによる情報配信をすることが取り決められていた。Lアラートは、災害発生時に地方公共団体等が、放送局・アプリ事業者等を通じて地域住民に対して必要な情報を迅速かつ効率的に伝達する共通基盤。
にいがた防災メール、防災行政無線をはじめとする非難情報は自動的に配信、放送されていたが、Lアラートの配信は自動化されておらず職員が手動で行うものだったが、これを失念していたため配信されなかったという。
新潟市では今後、Lアラート配信の自動化を検討していくとしている。