【商店街再生を推進】新潟市中央区沼垂の田村寛氏が「ふるさとづくり大賞」の優秀賞を受賞
新潟市中央区役所地域課は1月15日、総務省が毎年行う「ふるさとづくり大賞」において、新潟市中央区沼垂の田村寛氏(株式会社テラスオフィス)が、優秀賞(総務大臣表彰)を受賞することが決定したと発表した。
「ふるさとづくり大賞」は、全国各地で、それぞれの地域「ふるさと」をより良くしようと頑張る団体、個人を表彰することにより、ふるさとづくりへの情熱や想いを高め、豊かで活力ある地域社会の構築を図ることを目的としている。
昭和58年度に創設され、今年度で41回目。令和4年度までに1,201団体・個人が受賞している。
優秀賞(総務大臣表彰)を受賞することが決定した田村氏は、シャッター通りと化した「沼垂市場通り」にUターンした田村氏は、「街自体に活気がなければ、個人商店は成り立たない」と奮起し、商店街にかつての賑わいを取り戻すため「株式会社テラスオフィス」を起ち上げ、青果市場だった趣のある長屋を活用して多様で個性的なショップを出店させていく手法で商店街再生を推進。
「ここに来ないと出会えないヒト・モノ・空間」「古くて新しい沼垂」をコンセプトとする「沼垂テラス商店街」を誕生させ、街の歴史・文化・景観等を地域資源として活かしたさまざまな取り組みを行いながら、交流人口の増加、起業の場や移住定住者の創出など地域活性化に貢献し、現在もなお、さらなる進化に向けて挑戦し続けている。
「ふるさとづくり大賞」の表彰式は、2月16日の13時から都市センターホテル(東京都)において開催される予定だ。
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