【村上新聞】村上市関口 貝沼農場 地域初「有機栽培米」レンジアップごはんを発売 JAS認証で安心、手軽で便利

棚田米と有機栽培米(各300g・レンジアップごはん) 画像提供 村上新聞社

村上市関口にある貝沼農場(貝沼純社長)はこのたび、「有機栽培米」コシヒカリのレンジアップごはんを商品化。市内で販売を開始した。地域で初の「有機栽培米」のレンジアップごはんは、定められている厳しい規定をクリアした「有機JAS認証」を受けており、小ロット化することで、「手軽に有機米が食べられる」と期待が寄せられている。

「有機栽培米」を販売するためには日本農林規格(JAS)をクリアすることが条件であり、そのためには農薬、化学肥料を一切使うことができず、健康や環境に配慮した栽培方法とされている。

同農場では中山間地域での米の生産にも力を入れており、その中でも旧朝日地区の棚田で栽培されたお米は、厳しいながらも美しい環境の中、高い標高による昼夜の寒暖差と山からの豊富な水によって育まれている。

近年、全国的に米の消費が落ちこんでいる中、小ロット化することでより気軽に手に取ってもらえるよう、同農場では2年前から、道の駅朝日などでこの棚田米を300グラム(2合)の真空パックにして販売。さらにその後、もっと手軽に食べてもらえるよう、同商品のレンジアップごはん(150グラム)の販売も開始した。

需要が高まったことを受けて貝沼さんが次に取り組んだのが「有機栽培米」の小ロット化。300グラム真空パックに次いで今回「有機栽培米」レンジアップごはんコシヒカリを新たに商品化した。

貝沼さんは「有機米は甘みや旨みがあり、JAS認証で健康志向の方からも支持を得ている。今後ふるさと納税の返礼品などとしても広めていきたい」と話している。

価格は棚田米コシヒカリ(300グラム)が300円、同レンジアップごはんが280円、有機栽培米コシヒカリ(300グラム)が400円、同レンジアップごはんが380円(全て税込)となっている。同おこめ商品は、「道の駅朝日」「ピカリ産直市場お冨さん」(村上市下助渕)で販売している。

問い合わせは、貝沼農場☎

0254(73)0250へ。ホームページは貝沼農場で検索。

 

村上新聞

 

 

 

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