新潟県上越市内に県立武道館が建設中
オープンは今年12月
「県立武道館がないのは、本県を含めて4県だけ」。平成24年の武道館をめぐる県議会の議論の中でこんな話も出てきたことがある。だが現在、鹿島建設グループが、(建設や運営に民間の資金やノウハウを活用する)PFI手法を用いて上越市内に県立武道館の整備を進めている。2019年12月1日にオープン予定だ。
武道館は、大道場、小道場(畳敷き)、小道場(板張り)、弓道場、相撲場をもつ。県民の利用に加え、武道競技の全国レベルの国内競技会などの開催なども見込まれている。
かつてはスポーツ後進県だった新潟県。だが、2001年にサッカー場(デンカビッグスワンスタジアム)、2009年に野球場(HARD OFF ECOスタジアム新潟)が完成。こうした施設の誕生も後押しとなり、プロスポーツチームが誕生したほか、新潟県民の競技力も向上していった。
武道館が完成した暁には、さらにスポーツ県へと発展していくいくことができるか?