【負債総額は5,154万円】土木工事などの有限会社光建(新潟県阿賀野市)が破産開始決定
株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、土木工事などの有限会社光建(新潟県阿賀野市、設立1990年7月9日、資本金300万円、佐藤政基社長、従業員6名)は1月11日、新潟地裁新発田支部より破産開始決定を受けた。
破産管財人には後藤直樹弁護士(新潟ルーチェ法律事務所、新潟市中央区)が選任された。負債総額は2023年2月期時点で5,154万円。
1990年7月に設立された土木工事業者で、地元民間企業や阿賀野市発注の公共工事などにも実績を有し、1999年2月期は1億9,367万円の売上高を計上していた。
ただ、市況低迷や他社との競争激化などで近年の受注は大幅に落ち込み、2023年2月期の売上高は5,180万円にとどまっていた。
また、損益も赤字基調での推移を余儀なくされ、債務超過額も3,361万円に達しており、資金繰りも限界に達したものとみられ、今回の事態に至った。