新潟のIT企業がブランディング・広報・マーケティングの三位一体で、事業拡大を目指す舞台裏 ~株式会社グローバルネットコア(新潟市中央区)~

組織横断チーム「広報マーケティングタスクフォース」のメンバーたち

サーバー、ネットワーク構築、Webサイト制作&システム開発など、ネットとWebに関わるすべてのトータルプロデュースを得意とする株式会社グローバルネットコア(新潟市中央区)。過去に弊社では、同社が行うWEB制作事業や、サーバー管理、セキュリティサービスなどの事例を取り上げた。

 

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そのグローバルネットコアでは昨年10月、営業やインフラ部門、Web部門など各部門から集まった6名で構成する組織横断チーム「広報・マーケティングタスクフォース(以下チーム)」を立ち上げ、会社の認知度向上に向けた広報、マーケティング、ブランディング(ロゴの刷新などコーポレートアイデンティティーの構築)に取り組んできたが、その効果が早くも出始めている。

活動の結果、「コーポレートサイトのページビュー数が約150%、当社サービスブランド『N-PLUS』のサイトは300%以上伸び、社名や事業の認知拡大を実感している」(Webシステム部の佐藤かおる氏)という。

 

広報・マーケティングタスクフォース発足

2021年4月にリニューアルしたグローバルネットコアのコーポレートサイト

 

チーム発足のきっかけは、ネットとWebに関わるすべてをプロデュースできる幅広い事業を展開しているにも関わらず、BtoB主体の事業という事、更に広報活動を積極的に行っていなかったことから、会社の認知度が低かったことに課題を抱いていたからだ。

そこでグローバルネットコアは、今後の事業拡大のためには認知度の向上と自社商品が売れる仕組みを構築することが必要と判断しチームを発足した。

選任されたメンバーは所属する部門の仕事の傍ら、毎日夕方に15分間集まり活動の進捗共有を行ったほか、月1回のロングミーティングなどで認知度向上とマーケティング活動による売れる仕組みの構築に取り組んだ。タスクフォースの発足当初は、本を購入してマーケティングに関する勉強を行い、認知度向上・売れる仕組みの構築に向けての考え方を学び、取り組むべきことを手探りで探すところから始まったという。

その後、広報や宣伝に長年携わってきた人材の登用や、ブランディングを得意とするアドハウスパブリック社をパートナー企業として起用した事が起点となり、加速度的にプロジェクトが前進した。

 

会社全体で企業イメージを築いていく

ブランディング活動を通じて、企業ロゴを新しくしたほか、サービスブランド「N-PLUS(エヌプラス)」のロゴも一新した

ブランディング第一弾として全社員に向けて、「当社の強みは何だと思いますか」などというアンケートを実施。さらに、一部社員を集めて3日間ワークショップを行い、参加者一人ひとりから「グローバルネットコアの強み・ありたい姿・目指す未来像」を引き出し取りまとめ、グローバルネットコアらしさや強み、これからのビジョンを抽出していった。

「もともとグローバルネットが持っていたものをあぶり出して強みを再発見できた。それらを言語化し、ロゴとして表現するなどしてCI(コーポレートアイデンティティー)を社員全員で作り上げていった。コーポレートサイトや会社案内を一新し、グローバルネットコアという企業の強みを外部に発信する第一歩を踏み出せたと思う」と金子康行常務取締役は力強く語る。

また、新しい企業ロゴは社員による投票で決めたという。金子氏は続けて、「みんなが『グローバルネットコアってこうだよね』とイメージできるようなロゴになった」と話す。

新たに作成した会社案内。同社のロゴマークのアイコン部分をモチーフにしたデザインに仕上がっている

一方、広告展開においても社外へ発信するだけでなく、社内への情報共有やコミュニケーションも重要視した。新聞、ラジオ、インターネットなど様々な媒体で広告を打つタイミングに合わせ、同社内で日常的に活用しているコミュニケーションツールであるSlackで広告の内容を社内に周知。

展開中の広告を見た感想や、お取引先からいただいた広告の反響の共有を促した。それらの投稿に対し社員から200件近くのリアクションやコメントが寄せられたという。

このような活動で社内外にアプローチしたことにより、社外の知名度の向上もさることながら、社員のモチベーションや意識の向上に繋がり、団結力も高まったそうだ。

 

今後はコンテンツマーケティングにも注力

高速安定フレッツ光プロバイダ「N-PLUS」。本取り組みにあたり、こちらの商品ページもリニューアルした。※画像クリックでHPに移動します

同社の広報・マーケティングタスクフォースは当初半年間の期間限定の予定だったが、ブランディング活動で得たものを社内外で活用しさらなる成果につなげるために、引き続き同じメンバーで取り組みを進めていくことになった。

今年度は、引き続き広報活動(今年度は動画を使った広告も予定)を継続するほか、売れる仕組みを構築していくためにマーケティング活動にも注力していく。4月からは新たに営業部よりマーケティング担当のメンバーを増員し、合計7名でこれまで得たノウハウをベースに、新しい知識を学びながらより効果につながる広報・マーケティング活動を行っていく。

また、今年度の前半を目途に、グローバルネットコアのサービスブランド『N-PLUS』サイトのリニューアルも完成させる。リニューアル後のサイトでは、顧客や一般ユーザーのIT・Webライフに役立つ記事や、グローバルネットコアのあらゆるサービスを実際に導入した企業の事例記事を定期的に掲載し、より多くのユーザーがIT・Webをよりよく活用し、グローバルネットコアという企業に興味を持ってもらえるよう、コンテンツマーケティングに取り組んでいくという。

ブランディング・広報・マーケティング活動の目指すところとして、「困ったことがあった時に相談先としてまず社名が浮かぶ会社、または新潟のITやWEB会社に就職したいと考えたときに真っ先に社名が浮かぶ会社を目指したい」(金子氏)と話す。

 

経験も世代も違うメンバーだが、それぞれの得意分野を生かしながら活動している。打ち合わせでは建設的な意見が飛び交う。

全く経験のないところからスタートした同社のブランディング・広報・マーケティング活動だったが、問題意識を持ち謙虚に学び続け、有効だと思ったことにはいち早く取り組み、スピード感を持って活動することが社内外に影響を与え成果につながっている。

このような前向きな改善活動ができる企業なら、ITやWebの悩みや困りごとを任せても安心だ。

 

【関連サイト】

グローバルネットコア 部門横断型プロジェクトで社内外への発信力を強化

 

◎株式会社グローバルネットコア 概要

〒950−0916 新潟県新潟市中央区米山1丁目11−11 昴ビル4F
TEL:(025)244−0144(代)
URL:https://www.global-netcore.jp/
E-mail:info@global-netcore.jp

 

本記事は、株式会社グローバルネットコアの提供による記事広告です。

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