【2か月ぶり低下】新潟県の鉱工業生産指数が前月比で3.9%減、15か月連続で前年同月を下回る
新潟県の2023年11月分の鉱工業生産指数は、前月比3.9%減の86.7で、2か月ぶりの低下となった。また、15か月連続で前年同月を下回った。
新潟県総務部統計課が1月22日、2023年11月分の新潟県鉱工業指数を公表した。同指数は、新潟県における鉱工業の動向を総合的に把握することを目的として作成されている。2015年を基準時とし、対象範囲は日本標準産業分類による鉱業及び製造業。採用品目は、「生産指数」が15業種195品目、「出荷指数」が15業種191品目、「在庫指数」が14業種122品目。
公表資料の概況によると、生産指数は、前月比で3.9%低下した。業種別にみると、化学工業、パルプ・紙・紙加工品工業、電気・情報通信機械工業など10業種が低下し、輸送機械工業、その他工業、鉱業など5業種が上昇した。
出荷指数は、前月比で1.0%の上昇。業種別にみると、輸送機械工業、金属製品工業、食料品工業など8業種が上昇し、汎用・生産用・業務用機械工業、窯業・土石製品工業、化学工業など7業種が低下した。
在庫指数は、前月比1.9%の低下。業種別にみると、パルプ・紙・紙加工品工業、電気・情報通信機械工業、食料品工業など8業種が低下し、電子部品・デバイス工業、汎用・生産用・業務用機械工業、非鉄金属工業など6業種が上昇した。
公表資料の詳細については、下記の県のサイトを参照。