【野菜や鶏卵などが値下がり】新潟市の消費者物価指数、前月から0.2%下落
新潟市の2023年12月の消費者物価指数(総合指数)は前月比で0.2%下落し、前年同月比では2.1%上昇した。主に、自動車等関係費などが値上がりしたものの、野菜・海藻や乳卵類などは値下がりした。
新潟県が1月26日、新潟市における消費者物価指数(2020年基準)の2023年12月分確報値を発表した。同統計は、総務省統計局が行っている小売物価統計調査の調査票情報を基に県が独自集計したもの。なお、総務省統計局の公表資料では原数値と季節調整値を使用しているが、県統計の数値はすべて原数値を使用している。
発表によると、2023年12月の総合指数(2020年平均を100とする)は105.8。
前月と比較して上昇した項目は、ガソリンや軽自動車などが値上がりした「自動車等関係費」(前月比0.7%増)、修繕材料や大工手間代などの「設備修繕・維持」(同1.4%増)、「魚介類」(同1.3%増)など。
一方で、「野菜・海藻」(同3.1%減)、「乳卵類」(同4.5%減)、「教養娯楽サービス」(同0.8%減)は値下がりし、総合で前月から0.2%下落となった。