【県内で空き家を狙った窃盗続出】警察が注意喚起、技能実習生として入国したベトナム国籍2人を窃盗などの疑いで検挙

新潟東警察署

新潟東警察署・新潟警察署・新潟西警察署・江南警察署・新潟中央警察署・秋葉警察署・新発田警察署・阿賀野警察署・五泉警察署・県警機動捜査隊・県警捜査第三課は1月29日までに、住居不定無職のベトナム国籍男性(33歳)と、同じく住居不定無職のベトナム国籍男性(35歳)を、出入国管理及び難民認定法違反、邸宅侵入、窃盗未遂・窃盗事件の被疑者として検挙した。

検挙されたベトナム国籍の35歳男性は、2023年8月13日から同月16日までの間、新発田市内の空き家に侵入し、室内を物色したが何も盗まずに未遂に終わった疑いで、2023年11月15日13時に逮捕された。

一方、検挙された33歳のベトナム国籍男性は、技能実習生として2018年に入国し、在留期間が2022年11月19日までだったが、2023年11月14日まで不法に残留した疑いで出入国管理及び難民認定法違反で、11月15日9時46分に現行犯逮捕された。

検挙された2人のベトナム国籍男性は共謀のうえ、2023年11月13日から同月17日までの間、新潟市東区地内の空き家に侵入し、貨幣セットなど20点(時価合計3万8,600円相当)を盗んだ疑い。

加えて、2023年10月6日から同月12日までの間、新潟市東区地内の空き家に侵入し、オーディオセット一式など3点(時価合計20万6,000円相当)を盗んだ疑い。

新潟県内で空き家を対象にした窃盗事件が続発しており、警察が捜査を続けていたところ、35歳のベトナム国籍男性が捜査線上に浮上した。

そして、警察が35歳のベトナム国籍男性のもとを訪れたところ、33歳のベトナム国籍男性が一緒におり、警察が出入国情報などを調べたところ、超過滞在であることが発覚し、出入国管理及び難民認定法違反の疑いで現行犯逮捕に至った。

その後、警察による捜査の中でベトナム国籍男性2人が共謀して繰り返し窃盗を行っている疑いが浮上し、2人を2023年12月5日、2024年1月10日にそれぞれ邸宅侵入・窃盗の疑いで逮捕した。

検挙されたベトナム国籍男性2人は、いずれも実習先の会社から所在不明となっていて、実習先の会社から警察に行方不明届が出ていた。

また、逮捕された2人は県内で空き家などを狙った窃盗行為を繰り返し行っていたとみられ、警察による捜査が続いている。

新潟東署によると、不法残留の疑いで検挙された33歳のベトナム国籍男性は容疑を認めているという。また、窃盗などの容疑については、捜査上の理由で検挙された2人の認否についてコメントを差し控えるとしている。

新潟東署は、「空き家を対象とした窃盗事件が多発している。貴重品などを置いておかないようにして欲しい。あと、犯人が事前に下見をしている場合もあるので不審な人物を見かけたら通報してほしい」と注意喚起している。

 

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