【快挙!】新潟出身の日本代表選手がSKIMO(山岳スキー)ISMFワールドカップ(スペイン・ボイタウイ大会)でトップ10入り
新潟出身の遠藤健太氏(無所属・新潟市北区出身)と田中友理恵氏(アスクゲート・南魚沼市出身)が組んだ日本代表チームが、スペイン・ボイタウイで開催されたSKIMO(スキーモ、山岳スキー)のISMFワールドカップ混合リレーにて顕著な成績を収めた。
この大会では31組のチームが予選を通過し、決勝に進出。遠藤氏と田中氏のペアは見事10位に輝くという快挙を成し遂げた。遠藤氏にとっては2戦連続の決勝進出、田中氏にとっては今シーズン初の決勝進出となる。
遠藤氏は1994年生まれ。拓殖大学在学中に「スカイランニング」の競技に出会い、大学4年生時からSKIMOを始める。2019年6月に新潟県社会人スポーツ推進協議会のイベントを通じて株式会社シアンス(新潟市中央区)に入社。しかし、2023年6月には2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピックを目指し、競技に100%専念するために退職している。
今回の大会について遠藤氏は、「2戦連続で決勝に進出できたことは自信になりました。経験値が積み重なり、パフォーマンスが向上していることを実感しています」とコメント。
また、今後の目標については、「今シーズンのワールドカップ残り4戦において、混合リレーで日本人初の一桁代の順位を狙いたい」と語っている。
SKIMOは、スキー場や雪山などのコースをスキーで上り下りし、タイムを競うヨーロッパ発祥の競技で、2026年ミラノ・コルティナダンペッツォ冬季オリンピックの正式種目に採用されている。遠藤氏と田中氏の今後の活躍が期待される中、新潟県内からは彼らへの注目と支持が高まっている。
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