新潟青年会議所(新潟市中央区)によるセミナー。コロナ禍とSDGsの関係性に気付いて経営活性化!

一般社団法人新潟青年会議所(新潟市中央区)は、6月24日(木)「企業におけるSDGs推進の可能性」を開催する。

SDGsとは、「Sustainable Development Goals(持続可能な開発目標)の略称で、2015年の国連サミットで採択されたもの。国連加盟国が2030年までに達成するために掲げた目標だ。
目標は17項目の大きな目標と、それを達成するための具体的な169のターゲットで構成されていて、17の目標には「貧困をなくそう」「飢餓をゼロに」などがあり、中には「働きがいも経済成長も」というものもある。

2021年度SDGs推進委員長の渡辺喜則さん。自身も経営者として、SDGsを業務に取り入れている。

新潟青年会議所では、2019年にSDGs推進委員会を発足。今年度、委員長を務めるのが渡辺喜則さんだ。委員会発足当初は、まずSDGsとは何かというところから認知度を上げるべく活動をしていたという。「17の項目は、それぞれ環境面や経済的、人間的、地域的な部分、さまざまなゴールを設定しています。中には飢餓をゼロに、安全な水とトイレを世界中にというものもあります。SDGsという名前が世界に広まる中、日本においてはあまり浸透しませんでした。その理由は簡単で、社会保障も手厚く生活環境にも恵まれている日本には、飢餓や水質などを身近に感じる機会がなかったからだと思います。」と渡辺さん。

そんな中、突如世界中を襲ったコロナ禍で日本の経済も大きな変化を余儀なくされている。渡辺さんは「企業さんが経済的に落ち込むなどの苦境に立たされた時、このままではいけない、じゃあ何を変えていくのか?と初めて考えると思うのです。コロナで社会情勢が大きく変わってしまった今、企業が変化していくきっかけとして、SDGsがクローズアップされるようになりました。」と話す。コロナ禍の現代とSDGsは関係性が密であるというのだ。

SDGsの前身といえるものでMDGs(ミレニアム開発目標)というものがあり、新潟青年会議所ではこちらについても意欲的に活動をしていた。渡辺さんによると、青年会議所のあるべき形は「地域を明るくする」こと。地域のために何ができるかを考えて活動をしていく上で、地元の中小企業が元気であることは大きなことだという。
もちろん一人ひとりがSDGsを実践することは大切だが、会社規模で行えばその効果は早く大きい。「自分たちだけが儲かればいいという企業はこの時代少ないと思います。地域の人に認知され根付いていくことで、会社も長く続いていく。長い目で見た時にも、会社はもちろん地域を活性化するという意味でSDGsが浸透してくれたらうれしいです」と渡辺さん。自らも経営者であるため、地域との関係性はとても大きいと感じているという。

セミナーの定員は先着70名だが、会場へ足を運べない人のためにと、YouTube Liveでの配信を決定した。視聴希望者には事前登録用の二次元コーナーを送付する。視聴申し込みは6月7日(月)まで。あらゆる業種の悩みや課題を解決するために何が必要か、現代を生き抜く企業としての心構えなどを、パネリストの分かりやすいトークで展開していく。

◆イベント名 一歩進もう!「企業におけるSDGs推進の可能性」
◆日時 2021年6月24日(木) 19時10分~20時25分(受付18時50分~19時5分)
◆会場 新潟市民プラザ6階
◆パネリスト 兎洞武揚氏、肥田野正明氏
◆人数 現地参加70名まで(先着順) ※YouTube Liveでの視聴可能
◆参加費 無料
◆イベントURL https://jcforum-niigata.com/
◆YouTube事前登録 https://docs.google.com/forms/d/e/1FAIpQLSf-TIwOCsxUIfiCfJGqHcSWP7qVao1E5a90B3BkDtaKBU1e1Q/viewform?vc=0&c=0&w=1&flr=0&gxids=7628
◆問い合わせ 一般社団法人新潟青年会議所 025-229-0874
https://www.niigata-jc.com/2021/

パネリストの兎洞武揚氏

パネリストの肥田野正明氏

 

本記事は、新潟青年会議所の提供による記事広告です。

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