【負債総額は約6,000万円】有限会社イズミフーズ(新潟市江南区)が破産開始決定
株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、各種食料品卸売などの有限会社イズミフーズ(新潟市江南区、設立1995年4月3日、資本金300万円、坪谷廣人社長)は1月26日、新潟地裁より破産開始決定を受けた。
申請代理人は五十嵐勇弁護士(弁護士法人美咲総合法律税務事務所、新潟市中央区)、破産管財人には米山一史弁護士(白山パーク法律事務所、新潟市中央区)が選任された。負債総額は約6,000万円。
イズミフーズは、1995年4月に設立された事業体で、各種食料品の卸売や一部製造販売も手掛けていたとみられ、魚市場関係や民間企業、ホテルや旅館、割烹などにも販路を形成し、本社のほかにも、佐渡営業所や塩沢営業所も設置し、2018年3月期は約2億8,000万円の売上高を計上していた。
しかし、2018年3月に塩沢営業所を閉鎖したほか、市況低迷や他社との競争もあり、業績面は苦戦を強いられ、数年前に事業を停止していた模様で、債務の弁済には至らず、破産による整理となった。