【決算】太陽工機(新潟県長岡市)、販売数増加も原材料費の高騰などにより増収減益、米州やタイ向け受注は好調
株式会社太陽工機(新潟県長岡市)は2月5日、2023年12月期決算(非連結)を発表した。
売上高は102億3,100万円(前年同期比13.2%増)、営業利益は5億5,400万円(同10.8%減)、経常利益は5億6,100万円(同10.0%減)、当期純利益は4億1,500万円(同5.7%減)と増収減益となった。
受注高は96億4,697万1,000円(前期比20.2%減)。米州においては航空機・船舶関連で中・大型立形研削盤の受注増により53.7%の増加。その他アジアにおいてはタイ向け産業機械関連で小型立形研削盤の複数台受注が寄与し26.8%の増加となった。一方、日本では29.9%の減少、中国では18.9%の減少、欧州では15.5%の減少となった。
収益面では販売数量の増加により売上高が増加した一方で、原材料費の高騰と人材などへの先行投資によるコスト増加に加え、販売価格の改定の効果が限定的だったため、利益面では減少となった。
2024年12月期については、売上高を100億円、営業利益10億円、経常利益10億円、当期純利益7億円を見込む。
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