【Q3決算】岩塚製菓(新潟県長岡市)、製造原価の改善で営業利益増 業績予想も修正
岩塚製菓株式会社(新潟県長岡市)は2月8日、2024年3月期第3四半期決算(連結)を発表した。
売上高は164億9,700万円(前年同期比9.3%増)、営業利益は6億2,000万円(前年同期は2億2,900万円の損失)、経常利益は27億3,400万円(前年同期比38.1%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は19億2,800万円(同39.6%減)となった。
引き続き定番品主体に堅実な販売実績を示すことができ、増産に伴う原価低減効果も大きく、営業損益段階では前年同期間比増収増益となった。
損益面では、増収基調を堅持したなかで原材料費・労務費の抑制や電力・燃料費の削減ができ製造原価の改善が図られた結果、黒字を確保した。
経常利益には、岩塚製菓が株式を保有するWANT WANT CHINA HOLDINGS LIMITED.からの株式配当金18億3,800万円(前年は記念配当があり42億8,800万円)を営業外収益の受取配当金に計上している。
また、2024年3月期通期の業績予想も修正。売上高は前回発表予想から据え置いたが、営業利益は4億5,000万円(前回発表予想比28.6%増)、経常利益を25億5,000万円(同12.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は18億円(同10.0%減)にそれぞれ修正した。
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