【Q2決算】一正蒲鉾(新潟市東区)、価格改定による売価上昇効果もあり大幅増益
一正蒲鉾株式会社(新潟市東区)は2月9日、2024年6月期第2四半期決算(連結)を発表した。
売上高188億5,400万円(前年同期比4.3%増)、営業利益9億2,400万円(同197.2%増)、経常利益9億3,700万円(同155.9%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益7億100万円(同99.8%増)となった。
水産練製品・惣菜事業は、価格改定を行い、価格改定による売価上昇の効果もあり前年同四半期を上回った。また、スティックタイプのカニかまやはんぺんにおいては販売数量も前年同四半期を上回った。また、おせち商品については前年同四半期と同水準の売上となった。
利益面においては、油脂類、包装資材といった様々なコストが上昇している一方で、主原料であるすり身をはじめとした原材料価格の上昇が一服し、2023年4月より主力商品のサラダスティック専用工場である本社第二工場の稼働で、生産効率が向上したことや電気料金が想定を下回ったため前年同四半期を上回る結果となった。
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