【書類紛失】個人情報の含まれた書類を紛失、誤って廃棄の可能性 新潟県
新潟県福祉保健部国保・福祉指導課は2月13日、東京都から送付された保険医療機関の診療報酬の返還に関わる書類を、職員が誤って紛失したことが判明したと発表した。現時点で、個人情報の外部流出は確認されていない。
紛失した書類は、2人分の診療報酬の返還に係る返還同意書及び返還内訳書で、返還同意書には保険医療機関の連絡先担当者名、返還内訳書には返還の対象となった受診者に係る氏名、受給者番号、診療(調剤)年月、療養の給付の点数及び金額などが記載されていた。
県によると、2月9日午前、担当職員が保険医療機関の診療報酬返還処理の事務を行おうとしたところ、一部書類がないことに気づいた。執務室内を探したが発見できず、13日現在も捜索中。
同書類は、東京都を通じて保険医療機関から提出されたもので、1月31日に担当職員が所在を確認しており、その後外部への持ち出しの事実はなく、誤って他の書類と一緒に廃棄した可能性が高いという。
県では対象の保険医療機関、保険者、被保険者(受診者)に対し、電話などにより謝罪対応を行うという。