【本決算】福田組(新潟市中央区)、ほぼ横ばいながらも脱コロナでゆるやかな回復基調に
株式会社福田組(新潟市中央区)は2月14日、2023年12月期決算を発表した。
売上高は1,622億4,300万円(対前年同期比5.1%増)、営業利益が52億500万円(同0.1%減)、経常利益が54億7,800万円(同0.5%増)、親会社株主に帰属する当期純利益が33億8,600万円(同7.3%減)となった。
同社では、公共、民間建設投資ともに既設建物の維持、改修工事等を中心として堅調に推移し、通期の受注高は連結予想を上回る結果となった。各利益とも予想数値を上回る結果となるなど、ほぼ横ばいながらもコロナ禍の終焉とともに回復基調と言える。
「建設事業」では、売上高が前年同期比5.8%増の1,594億円余となり、利益も前年同期比4.5%増の50億円余となった。
「不動産事業」では、売上高が前年同期比27.0%減の22億円余となり、利益も前年同期比39.8%減の3億円余となった。
「その他」では、売上高は前年同期比0.0%減の6億円余となり、利益も前年同期比2.2%減の4,000万円余となった。
建設業界においては、今後も公共、民間建設投資ともにほぼ横ばいの水準で推移すると観測され、同社ではグループの連結業績予想について、受注高は1,681億円、売上高は1,664億円、営業利益は58億円、経常利益は60億円、親会社株主に帰属する当期純利益は39億円を見込んでいる。
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