糸魚川市の官製談合に伴う全員協議会で、第三者調査委員会の設置が明らかに
糸魚川市が発注した新駅公衆トイレの整備工事の官製談合事件を受けて、糸魚川市議会は25日、全員協議会を開き、保坂悟市議の質問に応えた五十嵐久英総務部長が外部委員による第三者調査委員会を設置する方針を明らかにした。
五十嵐総務部長は「外の方からもう一度、市の入札制度などを外の目から見ていただきたい。人選はこれからで、どういうメンバーで構成するかはこれから検討する」と述べた。
また、五十嵐総務部長は「ああいう事件を起こした結果どういうことになるかは市の職員なら頭では分かっている。でもこういう事件が起こる。なぜ事件を起こしたのかを究明しないと再発防止にはならない。原因を究明する第三者の調査委員会を設置する」と話した。
糸魚川市都市政策課係長の久保田雅樹容疑者(48)は糸魚川市の建設会社、猪又建設株式会社の営業担当者に工事の予定価格を教え、落札させたとして官製談合防止法違反などの疑いで19日に逮捕されている。