村上市の高橋邦芳市長が高齢者向け新型コロナワクチン接種の前倒しについて会見
新型コロナウイルスワクチン接種(高齢者)の前倒しについて
新潟県村上市の高橋邦芳市長は25日に会見を開き、市内の新型コロナウイルスワクチン接種(高齢者)の前倒しについて発表した。
同市のワクチン接種予約者は5月24日時点で2万人を超え、予約率は85%となっている。県では医療従事者向け接種を6月末、高齢者向け接種を7月末までの接種を目指しているが、同市も7月末に高齢者向けワクチン接種を完了させるため、接種の前倒しを行い、1回目の接種を7月10日を基準に完了させる方針を示した。
具体的には、6月13日の集団接種以降、集団接種の日程を13回増やす(6会場:66回→6会場:79回)ほか、時間を1〜1.5時間延長する(現状は9時から16時、16時30分終了)。個別接種については現在、医師会と調整中だという。
高橋市長は、「集団接種の回数を増やす、ワクチンの接種量の拡大、この2面作戦で取り組み、7月末までに高齢者向けワクチンの接種を完了させたい」と話した。
一方、当日急なキャンセルが発生した場合、会場に未接種の医療従事者がいた時は医療従事者に接種を行う。会場に未接種の医療従事者がいない時は、優先順位に従って代替接種できる人(医療従事者以外)の連絡先をあらかじめ記しておいた名簿を使って連絡し、代替接種の調整を行う。
優先順位については以下の画像を参照。