【キシャメシ】「永」く地元に愛される素朴なお店が最強説、蕎麦は元気の「源」だ!そば処 永源(新潟県南魚沼市)
久しぶりに南魚沼市へ訪れた。取材の目的で来たのだが、個人的に長いお付き合いをさせていただいている人が南魚沼市にいるため、これはチャンスと思い連絡を取った。
嬉しいことに「いっしょにご飯をたべましょう」と言っていただく。
連れて行っていただいたお店が、南魚沼市津久野下新田の「そば処 永源」だ。
時刻は12時過ぎ。中に入ると大勢のお客さんが席を埋めていた。外観は素朴だが、店内は賑わっているこのギャップが良い。
お客さんは、「地元の常連さん」という感じの人が多数。お店の人とのフランクな会話が聞こえてくる。
メニューの写真を撮り忘れたのだが、蕎麦だけでなく、うどんメニューもある。
蕎麦好きの記者は、「天ぷら蕎麦」(ざる)を注文。みずみずしい色の蕎麦と、揚げたての天ぷらが登場した。
蕎麦好きの記者として、食べ方には少しこだわっている。口につけるまえに、先ず香りをたしかめる。蕎麦のいい香りが鼻を抜ける。
そして、つゆだけをすすり味を確かめる。甘すぎない味で、記者好みだった。
いよいよ蕎麦を口に運ぶと、最高の食感とのど越しだ。
天ぷらもどれもサクサクで、素材の旨味が引き出されている。別に塩も出してくれる。天ぷらにつゆと塩を付け比べながら、味変を楽しんだ。
本当においしかった。
繁華街からは離れている立地だが、地元の人で賑わうお店なのが良く分かる。
美味しいものを提供する永源さんの愛と、永源さんに訪れるお客さんの愛を感じたひと時だった。
(記者N)
【そば処 永源】
新潟県南魚沼市津久野下新田277−7
【グーグルマップ そば処 永源】
【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。
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