【長岡の冬を満喫するイベント】長岡雪しか祭り 少雪でも多彩なイベント ハイブ長岡周辺で17・18日【長岡新聞】
長岡の冬を楽しむ一大イベント「長岡雪しか祭り」(同祭り実行委員会主催)が17、18の両日、ハイブ長岡と千秋が原ふるさとの森周辺で開かれる。少雪の影響でジャンボスノーすべり台など雪を用いた遊びの一部が変更されたが、ステージイベントなどを中心に来場者が楽しめる内容になっている。
長岡の冬を満喫するイベント
同祭りは市内各所で行われていた冬のイベントを集約する形で、1992年から現在の場所と名称で続けられている。祭りの名称である「雪しか」は、冷蔵庫が普及する以前、夏に保冷材として雪氷を売っていた雪しか屋の屋号に由来する。夏に備えて雪をピラミッド状に積み上げ、表面をむしろで覆い保存した。「雪にお」と呼称し、長岡の冬の風物詩だった。
今回で39回目を迎え、「雪を苦にせず、雪を活かす」と「長岡の冬を思いっきり楽しむ」として、雪を使った遊びを中心に冬を満喫できる内容となっている。コロナ禍前は5〜6万人の来場があり、家族連れらでにぎわっていた。
「わんぱく広場」やステージなどを設ける
米百俵の群像前広場は「わんぱく広場」だ。17日午前11時(18日は午前10時から)から午後4時まで開場する。雪が少ないため、雪しかを模したジャンボスノーすべり台は設営しない。代わりに「雪しかゲーム王国」として、射的や輪投げなど家族で楽しめるゲームを用意する。「もちつき」や「雪板」も経験できる。
アトリウム前での「ながおか100だるま大会」は実施の予定だが、当日までの降雪状況により変更となる。SNS投稿で参加する「みんなで♯100だるま」も、18日午後4時まで実施する。自宅などで制作した雪だるまを、インスタグラムに「♯100だるま」をつけて投稿する。
ハイブ長岡の「雪しかステージ」では17日、「ダンスコンテスト」、18日は越後長岡「スノーアンバサダー」コンテストを中心に、和太鼓やチアリーディングなどを上演する。
このほか、長岡の特産品などを味わう「食楽座・雪しか市」、手づくりマルシェ&ワークショップなども開設する。
「雪あかり」「雪花火」は17日
17日夜は「雪あかり」。千秋が原ふるさとの森を会場にキャンドルで会場を照らす。
「雪花火」は17日午後5時45分から約30分間打ち上げて、冬の夜空を彩る予定だ(荒天の場合は18日午後5時45分から)。
なお、当日の天候や積雪状況によりイベント内容は変更となる。問い合わせや詳細は長岡商工会議所(TEL 32‐4500)へ。
(長岡新聞:2024年2月15日付)