【採用活動のコスト低減と労力削減へ】求人サイト「はたらき日和」始動 3種の料金プランで柔軟な予算対応、AIによる文章作成補助も 株式会社リーフラント(新潟市中央区)
人材派遣や職業紹介の株式会社リーフラント(新潟市中央区)が1月22日、マッチング型求人サイト「はたらき日和」のサービスを開始した。掲載料金プランを3種類用意することで、予算や需要へ柔軟に対応。また、求人原稿の作成へ文章生成AIを導入し、ノーコードでの採用ページ制作も可能にすることで採用に係る労力を低減。費用が高額になりやすいエージェント型求人サイトなどとの差別化も目指す。
「はたらき日和」は、初期費用や採用ページ制作費が不要の成果報酬型求人サイトで、特徴の一つは前述の通り柔軟な料金プラン。業種や雇用形態、時期などによって、自社の予算に合わせた求人の出し方を選択できる。
1つ目の、無料掲載で応募数に応じて料金が発生する「応募課金プラン」は、少ないコストで採用ができた場合に費用対効果が高いプラン。採用率の高い業種であれば、3種の中でも特にコストが抑えられる可能性が高い。
2つ目の「採用課金プラン」は、「応募課金」よりも1件あたりの金額が大きいものの、採用が実現しなければコストがかからないため、確実かつ無駄な経費が一切かからないメリットがある。
3つ目の「掲載課金プラン」は最も一般的な求人掲載で、シンプルに求人数と掲載期間によって定額料金を請求する形になる。
業種に限らず、多くの会社が慢性的な人材不足に悩まされている。掲載無料の職業安定所(ハローワーク)へ求人票を出すだけでは思うように採用が進まないケースがほとんどだ。しかし、中小零細企業にとっては採用活動へ多額の予算と労力をかけることも苦しい。
ここ数年急成長しているのは、求職者が手厚いサポートを受けられるエージェント型の求人サービスである。「最近だと、新卒の場合もエージェント型サービスを使う人が増えている」そう就職・転職事情について話すのは、リーフラントの丸橋弘明代表取締役だ。「大学などでも、まずは大手の新卒採用サイトへ登録するよう促していると聞いている」。こうしたサービスは求職者からの人気は高い一方で、「採用人材の年収の何割」という多額の経費を請求される点は雇用側にとって非常に頭が痛い。
請求金額があらかじめ決まっており、かつ料金プランを選択できる「はたらき日和」は、こうした背景から生まれたサービスだ。
料金プランとともに、採用ページや求人原稿の制作のハードルも低くした。採用ページは、スマートフォンで撮影した写真や動画を簡単に掲載することもできる形にすることで、プログラミングやWebデザインの知識が不要に。加えて、原稿作成には「Chat GPT」を導入。求人情報や会社・仕事の特長などを入力するだけで文章を作成してくれる。なお、リーフラントでは採用ページや求人原稿などの制作代行も請け負っている。
マッチングにもAIを活用する。業種や採用条件などを元に求職者とのマッチング度を数値化。また、そうした求職者へ向けてのスカウトメールを自動で送信することもできる。
また特筆すべき点として、リーフラントが提供するアプリ「そのぐら」との連携がある。これは給料の前払いや勤怠管理機能を持つアプリ。「求人を出しても応募がこない」、「今いる従業員の定着率を上げたい」という企業・店舗からの問い合わせが増えている。連携によって「はたらき日和」内の求人情報で「給与前払い」を明示できるため、それを一つの強みとして打ち出すことが可能だ。
1月にスタートしたばかりの新しい求人サイト「はたらき日和」と福利厚生アプリ「そのぐら」。丸橋代表は、「自分らしく働ける、ちょうどいい仕事を見つけるお手伝いができたらいいなと思っている。また、『はたらき日和』に集まった情報を整理し、利用者にフィードバックして、今後の採用活動や就職活動に役立ててもらいたいと考えている。逆に利用者からの意見も聞きながら、サービスを改善していきたい」と話した。
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