【独自】まずは児童虐待を知ることから「オレンジリボンたすきリレー2023 in新潟」開催 おかしいと感じたら189(いちはやく)電話をかけて(上)
厚生労働省では、2004年から毎年11月を「児童虐待防止推進月間」と定め、児童虐待防止のための広報・啓発活動などの取組を行っている。11月であるのは、「児童虐待防止法」が2000年11月に施行されたことに由来しているからだ。
この児童虐待防止の啓発活動として、にいがた元気プロジェクトが主催する「オレンジリボンたすきリレー2023」が、昨年11月3日(金)の文化の日に実施された。
「オレンジリボン」とは「子ども虐待のない社会の実現」を目指す運動の、シンボルマークである。オレンジリボンたすきリレーは、名前のとおりこのオレンジリボンをたすきに仕立ててリレーをすることで、ひとりでも多くの人に児童虐待防止に関心を持ってもらい、虐待防止を呼びかけることが目的。そして、ゆくゆくは児童虐待のない社会の実現を目指すための啓発活動だ。
2007年よりスタートしたこのオレンジリボンたすきリレーは、全国各地に広まっていき、新潟では2019年の初開催から、今回で5回目となった。
初開催時は25チーム約150人の参加だったが年々増えていき、今年は41チーム合計262人が参加。その他一般来場者やブース出展者を含めると、総勢約1,000人が参加した。
当日はリレーのほかに、飲食ブースや多くの企業の出店、高校の吹奏楽部による演奏やマジック、シャボン玉などのステージイベントがあり、子どもから大人まで、幅広い世代の人々が思い思いに楽しむ様子が見られた。
活動の参加費の一部は、児童虐待防止の運動へ寄付している。
そんななか、この新潟県のオレンジリボンたすきリレーに、2019年の初開催から5年連続で参加している市がある。それは阿賀野市である。
(文・写真 伊舞静華)
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