【労働人口不足解消の一助に期待】外国人人材紹介のGuidable(東京都)が「地方創生新潟2号ファンド」の出資先に、代表は長岡市出身
新潟ベンチャーキャピタル株式会社(新潟市中央区)は2月22日、地方創生新潟2号ファンドからGuidable株式会社(ガイダブル 東京都)への第三者割当増資による投資を行った。投資金額は、5,000万3,000円(投資後保有比率は2.7%)。地方創生新潟2号ファンドからの出資は、今回で2例目。
Guidableは2015年11月創業。「日本経済を、もっと多国籍に。」をミッションとして、在留外国人の仕事や暮らしをサポートする事業を展開しているベンチャー企業。なお、Guidable代表の田邉政喜氏は新潟県長岡市の出身である。
新潟ベンチャーキャピタルでは今回、「新潟県内の労働人口不足解消の為の一助となり得る」として投資を実行。また、同社は今後新潟への拠点開設も検討しており、県内の雇用拡大の貢献へ期待できることも決め手となった。
新潟ベンチャーキャピタルの永瀬俊彦代表取締役社長はGuidableの田邉氏について、「7年ほど前に知り合ったが、日本にいる外国人向けのサービスをしたいと話し、(その頃から)一貫してやってきている。当時からやってきた延長線上で人材紹介サービスを展開していて、時代がガイダブルに追いついてきたと言っていい。時流に乗ったという意味では心強い。彼のビジネスを新潟でぜひ広げ、県内の人材不足も解決して欲しい」と語った。
地方創生新潟2号ファンド(正式名称:地方創生新潟2号投資事業有限責任組合)は、新潟ベンチャーキャピタルの運用ファンド。県内に本社や拠点を設けている企業、県出身者が経営陣にいる県外企業、県産業との連携が可能であり県経済に資する県外企業を投資対象としている。
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