【過去3番目の規模に】新潟県妙高市が新年度予算案発表 一般会計予算額は前年比0.6%増の219億8,000万円

記者会見する妙高市の城戸陽二市長

新潟県妙高市は2月26日、新年度の予算案について発表した。一般会計予算額は219億8,000万円で、前年比0.6%増となった。認定こども園・保育園園舎等整備事業や新図書館等複合施設整備事業などがあるための微増で、過去3番目の規模。

重点化方針は、快適で安全・安心に暮らせるまちづくり、美しい自然と共に生きるまちづくり、にぎわいと交流を生み出すまちづくり、全ての人が元気に活躍できるまちづくり、郷土を築く人と文化を育むまちづくりの5項目。

にぎわいと交流を生み出すまちづくりでは、道の駅あらい整備事業に7,491万9,000円(消雪用の井戸掘削などに6,000万円計上)、観光誘客推進事業に3,910万5,000円を計上した。

全ての人が元気に活躍できるまちづくりでは、移住・定住に関連して、妙高ふるさと暮らし応援事業に1,970万3,000円、特定地域づくり事業協同組合支援事業に1,254万4,000円、UJターン促進住宅支援事業に710万6,000円を盛り込んだ。

また、郷土を築く人と文化を育むまちづくりでは、新図書館等複合施設整備事業に12億9,714万4,000円を計上した。

妙高市の城戸陽二市長は「私自身2度目の予算編成となる。人口減少への挑戦を市政の基軸に捉えながら、限られた財源を効率的・効果的に活用し、未来へ向けた投資を行い、誰もが安心して暮らせることを基本として予算編成を行った。SDGsのさらなる推進、あらゆる分野でのDX、GXのほか、未来を担うこどもたちのための保育・教育環境整備、新図書館等複合施設の整備・運営体制の構築など戦略的に取り組んでいく。

一方で、地域課題の解決にあたっては、行政だけでなく、市民、地域、事業所との協働で柔軟な発想により事業の再構築を進めていく」と話した。

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