【キシャメシ】「食堂らしい」王道な味と一汁三菜、新潟県自治会館「キッチンひかり」の唐揚定食
キッチンひかりの唐揚定食
久々に県庁での取材。しかし困るのは、昼食である。現在県庁内で営業するのは食堂「渚の恵」と喫茶店のみ。あとは食堂か生協で販売しているお弁当ぐらい。西廻廊の1階にはかつてレストランが営業していたが、2022年後半に撤退して以来空きスペースのようになっている。
県庁を出れば飲食店やコンビニがあるものの、そこそこの距離があるため、冷たい雨の降る冬日にはどうしても外に出るのが億劫だ。
そんな時に助かるのが、県庁に隣接する新潟県自治会館の食堂「キッチンひかり」である。県庁と自治会館は地下通路で繋がっているので、雨でも吹雪でもアクセス良好。
自治会館の職員以外も利用可能
日替わり、週替りのメニューも充実している
週替りの「洋風チキンカツ丼」が気になるが、13時過ぎに訪れたこともあって残念ながら売り切れ。迷った末に、定番の「唐揚定食」を注文した。
食券を提出し、間もなくカウンターから出てきたのは盛りの良いごはんと唐揚げ、そして味噌汁。サラダへのドレッシングと漬物はセルフサービス。680円というリーズナブルな価格ながら、しっかり一汁三菜がつくのはありがたい。
唐揚げ
特に大盛りにはしていないが、ずっしりとそれなりの量があるごはん
さっそく唐揚げを一口。味の染みた肉に、パリパリと食感の良い鶏皮でごはんが進む。奇をてらわない、素朴で王道な「食堂の定食」はやはり正解だった。
なお、実は自治会館の食堂はキシャメシ登場2回目で、前回は昨年の6月。今年の2月で事業者が変わりメニューも少し変化したようなので、改めて足を運んでみるのはいかがだろうか。
（編集部・T）
【グーグルマップ 新潟県自治会館】
【キシャメシ】は、にいがた経済新聞編集部のメンバーが、日々の取材活動の合間にいただく昼ご飯を日替わりで、真正面から他意を入れず、何モノにもとらわれず、お仕着せのグルメリポートに背を向け綴った、キシャの日常モノローグ。さて明日の担当キシャはどこで何を食べるのか、お楽しみに。
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