【3月後半から開催】新潟県燕市の「桜まつり」、桜の開花に合わせ例年より早く、「おいらん道中」は4月7日に実施
毎年新潟県燕市で行われている「つばめ桜まつり」が、2024年は例年より早く3月23日から開催される。年々桜の開花が早まっていることを考慮したもの。また今回で79回目を数える「分水おいらん道中」は、4月7日に実施予定。新潟県燕市の鈴木力市長が2月29日、定例記者会見の中で発表した。
大河津分水の堤防に沿って伸びる桜並木は、通水に先立つ1910年頃から工事の記念樹として植樹。現在は約2,600本が咲き誇る桜の名所となっている。
桜の季節を盛り上げる「桜まつり」は、3月23日に信濃川大河津資料館で開催される「さくらフェス」を皮切りに開幕する。
夜桜のライトアップは3月27日からで、大河津分水桜並木とJR分水駅だけでなく、県央電気工事協同組合の機材寄贈により、今回から新たに大曲河川公園桜並木とみなみ親水公園でも実施する。ライトアップの時間は18時から22時まで。開催期間は4月14日までを予定。
「第79回 分水おいらん道中」は4月7日で、市内2か所で実施。地蔵堂本町通りでは同日12時から、大河津分水さくら公園では14時から。「おいらん道中」はこの数年、新型コロナウイルスの感染対策や天候の問題により屋内開催となっており、定例会見の中で鈴木市長は「今年は素晴らしい天候と満開の桜を願いたい」と話した。