【コロナ関連倒産】新潟市東堀で老舗割烹を運営運営する株式会社本陣が破産開始決定

株式会社本陣が運営する日本料理店

株式会社東京商工リサーチ新潟支店によると、株式会社本陣(新潟市中央区)は2月26日、新潟地裁より破産開始決定を受けた。申請代理人は村山雄亮弁護士(弁護士法人新潟シティ法律事務所)、破産管財人には石井正人弁護士(新潟つばさ法律事務所)が選任された。負債総額は約1500万円。

本陣は1963年設立で「割烹本陣」の店舗名で日本料理店を経営し、現社長は4代目にあたる。日本海産の魚や旬の食材などを取り入れた日本料理、郷土料理などを提供し、夜間のほか、ランチタイムの営業も行い、固定客も相応に抱えていた。

しかし、他社との競争激化や新型コロナウイルス感染拡大に伴う外出自粛の影響等で近年の集客は低迷。昨今における食材価格の高騰やエネルギーコストなども嵩む状況下で採算面も厳しく、資金繰りも限界に達し、今回の事態に至った。

新潟県内における新型コロナウイルス関連破たんは134件目となる。

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